インドの繊維労働者のストー

2016年 4月 30日(土曜日) 14:10

今回初めて抗議行動に参加しました。どこかの政党や労組が呼びかけたのではなく、自然発生的に集まったのです。同僚の大半もそうですが、出勤して、お昼前には、労働者が正義を求めるスローガンが聞こえてきたので外に出ると、何千人もの労働者が集まっており、被用者積立基金の支払についての新しい規制に抗議するためのストをやっているのだと教えてくれました。抗議行動は朝の11時ごろにはもう始まっていました。

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CWIギリシャ支部主催・ワークショップキャンプ活動報告

2015年 12月 25日(金曜日) 20:08

 

今年7月下旬、ギリシャ北部のタソス島にて、CWIギリシャ支部によるワークショップキャンプが開催された。今回は、このワークショップキャンプに参加した日本支部のメンバーによる活動報告をお届けする。

 

毎年恒例、ワークショップキャンプ「Antinazi Zone / YRE

今年で20回目となる毎年恒例のワークショップキャンプ「Antinazi Zone / YRE」は、その名が示す通りファシズムへの抵抗がテーマであった。YRE (Youth against Racism in Europe)との共同運営で、メインである15つのディベートセッションのほか、リクリエーションも兼ねた5つのワークショップ、映画上映、コンサートや劇団公演、エクスカーションツアーなど、合計10日間の盛りだくさんな行事だ。

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パリのテロによせて

2015年 11月 29日(日曜日) 02:27

CWIフランス支部の声明

パリがまたもやおぞましい暴力に襲われた。スタッド・ドゥ・フランス・スタジアム、バタクラン劇場、10区、11区の数々のバー...労働者や若者で週末にぎわう場所で、120人以上が死亡、数十人が負傷した。無差別大量殺人を目論見た野蛮なテロリストたちの犠牲になったのは、またもや罪のない人々である。今回の悲劇が起きたのは、さまざまな人種が集まるパリの労働者階級地域だ。

金曜日の同日、パリ、バグダッド、ナイジェリアで起きたテロ、1112日にベイルートの市場で起きた襲撃、1010日にアンカラで起きたテロ、チュニジアで起きたテロこれらの無分別な行為は何としても正当化することはできない。私たちは今日、私たちの兄弟姉妹、労働者、若者、失業者、シングルペアレンツ、年金生活者...どのような人生を生き、何を遺したかにかかわらず、すべての犠牲者を哀悼する。

 

私たちは、これらのテロ攻撃、そしてその背後にある卑怯さを非難する。宗教のせいにしても、その他のどんな言い訳をもってしても、無防備な人々を冷血に処刑するというのは、極右思想の表れだ。これらの攻撃の犯行声明を出しているISのテロリストたちは、イスラム教徒の支持を得られていないのは確かだが、一部の人々の支持も得られず、ファシスト団体や独裁国家、占領軍などと全く同じ手法を使っている。テロは、労働者の団結を阻み、恐怖によって服従を強い、人種差別を強める政治的な武器である。私たちは、そのような脅しには負けない。分断されない。

 

ISが無差別テロに頼るのは、ISが略奪者、密売人の集団にすぎないことを表している。ISは、欧州政府の行った破壊的な戦争によりイラクが陥った混乱状態の産物でしかない。その手法は、欧州政府が「対テロ戦争」という隠れ蓑でシリアとイラクで無差別空爆を行ってきたやり方そのものである。

パリの労働者地区に無差別攻撃を仕掛けたことで、ISは反動を主導するような役割を果たしている。イスラム教に対する嫌悪感、不寛容、人種差別が再燃し、普通のイスラム教徒に大変なしわ寄せがくるかもしれない。さらに、労働組合のデモも禁止されうる「非常事態」宣言を手始めに、何もかもが労働者や若者の行動を抑えつけることを正当化する方向に行ってしまうだろう。

 

国民戦線から社会党まで、政治家は皆「戦争」の話で一致している。政治家たちが始めた戦争の代償を、今、皆が支払っているのだ。しかし、これは私たちの戦争ではない。政府はトルコのエルドアン大統領政権を支持し続けているが、このエルドアンは、何年もにわたって、昨年1月にクルド人がISを撃退したシリア北部の都市コバネの人々に対しては固く国境を閉ざしていたのに、テロリストとその密輸物資の往来には目をつぶり、結果ISに塩を送ってきた人物だ。この同じエルドアンが、トルコのクルド人地域を空爆。一方、ISが制圧していたイラクの都市シンジャルを解放したのはクルド人だ。

カタールやサウジアラビアがISを支援し、イエメンで大量虐殺を行っているのに、これらの国の政権を支え、武器を売っているのは欧州各国の政府だ。

オランド政権は、国民戦線(FN)と共和党の支持を得て、大衆の連帯運動を阻止する方針だ。「非常事態」宣言で、1月のシャルリ・エブド襲撃の後に起きたような連帯デモ等は阻止されるだろう。同様に、パリの病院やエールフランスでの解雇に反対するストライキといった種々の争議等も間違いなく禁止されることになるだろう。非常事態宣言は、「挑発的あるいは公的秩序を乱す可能性のある集会を全般的あるいは特定して禁止」し、「公的権力が新聞、出版物すべてを確実に管理するために必要ないかなる策をもとることができる」ようにするものである。私たちは、私たちの権利と活動へのこのような制限を許してはならない。このような制限は、テロリスト集団にとっては何の障害にもならず、大企業・株主などの資本家と、財界の利益のために働く政治家にとって都合がよいことにしかならないからだ。

労働者の運動、労働組合、政党、団体などの組織が団結し、戦争、そして、資本主義の人命を無視した政策、石油と利益のための戦争に反対する声を上げて行くことが重要だ。

社会全体が貧窮すれば、絶望と混乱にしかつながらず、結果、反動勢力や私たちを分断しようとする者の手中に落ちてしまう。中東・アフリカでとられてきた政策は、さらなる混乱しか招かない。結局、しわ寄せにあう普通の労働者にとってひどい結果となり、政治家はその状況を、自分たちの戦争をさらに正当化するのに利用するのだ。これらの国々では、略奪と密輸が目的でしかないテロリスト集団が、蔓延する絶望を利用して、指導者自らは豪邸に住みながら、自爆テロリストを送り出す。戦争を拡大しても、テロリズムの拡大を招くだけだ。

いったいいつまで、たった一握りの安全なところで安楽に暮らす者たちに利益を生み出すために、地球上の人口の大半に対し軍事的・経済的・社会的な戦争を仕掛ける体制のとばっちりを私たちがうけねばならないのか?

そして、テロリズム、死、不信、恐怖で苦しむのは私たちということになっているのだ。もうたくさんだ!人種差別主義者やFNのような極右、反動を勝たせるわけにはいかない!

私たちは怖じ気づいて分断されたりはしない。寛容で協力的な社会、資本主義と搾取から解き放たれた民主的な社会主義社会を求めてたたかい続ける。

国籍、肌の色、宗教、無宗教にかかわらず、労働者と若者が団結し、誰もがまともな生活ができるように、そして、社会を前進させ、宗教的・政治的反動をはびこらせる経済・社会のみにくい貧困をなくすために、これは大変なたたかいとなるだろう。

 

多くの罪のない人々の命が奪われたことは、悲しくつらいことだが、これらの事件によって、私たちは、このような非人間的な体制とそれが生み出す混乱状態をもう許さないという怒りと決意を新たにするのだ。

   

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